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    むたけんせつ

    先代から受け継いだ確かな技術で小さな工事でもお受け致します。

    【業務内容】
    新築工事、増改築工事、リフォーム(改装、改造、改修)、解体、足場工事、基礎工事、鉄骨工事、コンクリートブロック、ALC、押出成形板工事、防水工事、大工工事(木造、造作)、屋根・樋工事(瓦、板金)、左官工事、タイル工事、金属製建具工事(アルミ製、鋼製、ステンレス製)、木製建具工事(ふすま、障子、板戸)、ガラス工事、塗装工事(外部、内部)、内装工事(壁紙張り、床張り、畳)、断熱工事、住宅設備機器工事(流し台、浴室、家具)、給排水設備工事(給水、給湯、排水)、衛生設備工事(トイレ、洗面、浴槽)、浄化槽工事、ガス設備工事、電気工事(引込、配線、照明、TV、住宅用防災機器)、エアコン、換気扇工事

    【サービス】
    ・大木町地域応援商品券取扱店
    ・大木町住宅改修補助事業推進企業
    ・大木町商工会会員の企業
       

    基本情報

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    住む

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    世代を超えて長く住み続けられる日本の家を
    木心を知り、心を入れて丁寧に造る。



     昭和5年設立、祖父の代から3代続く建築会社「牟田建設」。亡くなった父の後を継ぎ、当時37歳の若さで会社を継いだ代表の牟田好秀さんが、兄弟で建築全般、特に木造住宅の家造りに重点を置いて長年実績を積み上げてきた会社です。木材にこだわった伝統的な木造建築の技術と最新の手法を融合させ、一方では得意のパソコンやドローンを自在に操って、重厚感のある和風住宅を提案しています。

    一からオーナーと一緒に作り上げる
    世界に一つだけの我が家。

     牟田建設は、木造新築、改築、リフォーム、鉄骨構造物と、建物全般に関わる業務に携わっています。特に、木造住宅には自信があると胸を張る牟田さん。子どもの頃から父の仕事に伴われ、建築現場の土台作り、土壁の竹組み、壁塗り、水道パイプの配管接続から電気施工まで、なんでもやってきたおかげで、家づくりに関することなら最初から最後までトータルで相談に乗れることも自慢です。

     昨今の建築ブームで、この頃は展示場に赴いてモデルルームを見て、いくつかのパターンの中から選んで気軽に家を購入できる時代。スピーディに組み立てるだけできれいに出来上がる家が増えてきました。家を「建てる」というよりも、「買う」時代といっても過言ではありません。

     でも、人のありようが十人十色というなら、家もその家族の数だけあるはずだと、同社では設計段階から丁寧に打ち合わせを重ね、お客様と一から一緒に作り上げていくのが信条です。

    「図面だけではわからない、作りながら気づいていくことがあるんですよ。例えば、電気のスイッチは普通ならココにつけるんだけど、この家族にとってはココじゃない、っていう感じでね」

     途中からの小さな変更も、一から一緒に作っているからこそ自在に叶うのです。こういったマイナーチェンジは、予め規格が決まっているメーカー注文住宅ではまずできない相談だといいます。



     また、様々な建築資材を、現場に合わせて柔軟に加工できる技術にも長けています。同社で使っているのは、高良山杉(こうらさんすぎ)、南関杉(なんかんすぎ)等、九州の風土に合う木材や国内産の上質な材料ばかり。木材は温度や湿度で収縮していくため、家を建てる土地の気候風土にあった材料を選ぶことが、なによりも大切なのだそう。同社の家が、台風や地震などの自然災害に強いといわれるのもそのためです。

     顧客の大半は、ここで以前家を建て人からの紹介だといいます。家は、一生に一度といえるほどの大きな買い物。だからこそ思い入れが強くなるのも当たり前。親身になってくれるところを、実は多くの人が探しているのかもしれません。

     「大切なことは、オーナー(施主)さんとのやりとりです。最近は、どんな家にしたいか、自分である程度まで考えてくる人が多いんですよ。家への思いを十分取り入れ、そこにプロとしての意見を加えて、より良い家を作るのが私たちの仕事です。家は、出来上がって終わりじゃない。今は、家の寿命は20年などといわれていますが、昔は40、50年は当たり前。どうかしたら100年もビクともしない家だってありました。私たちはそんな、長く安心して住める家づくりをしたいと思っています」と、家造りへの熱い思いを語ってくれました。


    信頼できる職人たちと小さな変更にも対応、
    最新鋭のドローンを駆使してアフターフォローも万全に。



     子どもの頃から親の仕事を手伝いながら、高校時代には建築関係の学校に通っていた牟田さん。放課後は、大工さんと夜遅くまで仕事もしていたというほどの働き者でした。
     まだパソコンが普及するずっと前から独学で学び始めたのは、20代の頃。もともと電気関係の仕事に就くことを希望しており、好きなことには時間を惜しまず打ち込む性格だったのでメーカーの勉強会等に熱心に通い、一緒に学ぶ仲間とともに新しい技術を着々と身につけていきました。

     その後、結婚して子どもが生まれ、自らも家庭を持ったことで「家」に対する思いはさらに強まり、一層家造りにのめり込んでいきます。「材料の始末をよくする(材料を大事に使う)」という父である先代の精神を大切に、一方では現場でも事務所でも新しい機械をいち早く取り入れてスピードアップもはかります。
     また、打ち合わせ、見積もり、図面ひきに至るまで、人任せにせず現場に何度も足を運んで場所を知った上で家を建てるのが牟田さん流。気心の知れた腕の良い職人たちと一緒に、理想の家を作ってきたのでした。

     時には無理な相談をされることもありましたが、幼少期から家造りの全ての工程に関わってきた経験から、少々の変更なら牟田さんは自分で簡単にやってしまうのだとか。時に職人さんたちに無理を言えるのも、日頃からの信頼関係があってこそ。

     そうやって、心を尽くして全てに関わって出来上がった家だから、その後も長い付き合いができるということにも頷けます。何かあれば、全てを把握しているため即対応できるのですから。



     最近は、趣味の一つでもあるドローンを使い、簡単には見つけにくい屋根の不具合なども地上に居ながら細かくチェックするなど、仕事もますますハイテク仕様に。


    目を輝かせてドローンを生き物のように巧みに扱うその手さばきには、目をみはるばかりです。


     ドローンに関しては、大木町のドローンクラブの会長でもあり、平成29年に国土交通省の許可を得て町の行事に参加して映像を撮るなど、活動も本格的です。


    夢は、日本家屋の良さを再認識する
    住み心地の良い和風建築を広めること。

      そんな新しいものを自在に使いこなす牟田さんに今後の夢を聞いたところ、返ってきた答えは意外にも「材木を大事に使った、昔ながらの質の良い和風住宅を提案したい」ということ。
     近年では高い技術を持った日本建築の職人が減ってきて、建てることが難しいと思われがちな和風住宅ですが、洋風建築にはない良さがたくさんあり、住み心地は抜群。例えば、土壁を使った家は外気と4〜5℃も気温が違い、冬暖かく夏涼しいといいます。




    柱や床の間、欄間などにも美しい意匠を凝らすことができます。

    一つ一つに高い技術が要るこういった工程にも、長年の経験と信頼できる職人集団を擁する「うちならできる」と、牟田さんは笑顔で語ってくれました。

    (取材日2018年10月11日)

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