お店・会社情報
SPA&SAUNA COCOCHI
基本情報
- ジャンル
- 美容・健康・介護
- 住所
- 三瀦郡大木町奥牟田1371-1
- map情報
-
※お使いのパソコンやスマートフォンの環境によって、実際の現在地とは異なる位置が現在地として表示される場合があります。
詳しくはこちら(Googleマップ公式ヘルプへジャンプします)
大木町商工会公式 おおき情報サイト
大木町にあるおすすめのお店や会社を紹介!
隠れた名店も多数掲載予定!お買い物は大木町で!
大木町の県道83号沿いに2024年12月25日にオープンした、プライベート温泉施設。13の個室のうち温泉の部屋が7室、温泉&サウナ付きの部屋が6室。全て貸切で利用できます。
リラクゼーションを意識し、植栽にこだわっているというだけあり、エントランス周辺にはスペインから移植した樹齢40年以上のオリーブの木や地中海の石が配され、5月になると真っ白なサルスベリの花が満開に。その場に身を置くだけで、期待値がぐんとアップするようです。
地下1300mから1時間に3,5tが湧出する、ナトリウム炭酸水素塩化物泉の天然温泉。
切り傷など肌のダメージを回復させる働きがあるメタホウ酸が基準値の60倍も含まれているので、美肌効果も期待できそう。お湯のぬるぬる感が心地いい!
ここは、貸切で天然温泉とサウナの両方をのんびり堪能できる、福岡県下でも珍しいリラクゼーションスポットなのです。
代表の熊丸智子さんは、福祉用具専門相談員として長年福祉事業に関わる一方で、グループ会社が鹿児島県の姶良温泉で営む立ち寄り湯の経営にも携わってきました。福祉と温泉、その両方に携わるなかで、介護に関しては施設やデイサービスなど様々なサービスがあるけれど、それを支える若い世代にはくつろげる場所が意外と少ないことに気づいたといいます。
「日々忙しく疲れている若者世代がリラックスできる場所を、地元大木町に作りたかったんです。レジャー感覚で気分転換できる、福岡県民のための温泉を」と、一念発起したといいます。
熊丸さんはこの施設を手掛けるにあたり、まずは温泉ソムリエと、サウナスパ健康アドバイザー、サウナスパ健康士、サウナスパプロフェッショナルなど、サウナ施設を管理するためのあらゆる資格を取得。いわば「サウナのプロ」となり、居心地の良い空間やプログラム作りに邁進しました。また一方では、土地や建物について深く知るため自ら不動産取引の専門職である宅建(宅地建物取引士)の資格を取得し、信頼できる設計会社と共に本格的に事業に取り組むことに。暮らしの中に緑を取り込み、庭と建物との心地よい空間を作ることで定評のあるグリーンクリエイター・小西範揚氏とともに、森の中に佇むような緑あふれる空間を作っていきました。なるほど、13ある個室には全てその空間にあった植栽がなされ瀟洒な庭となりっており、ゲストは、温泉やサウナから外を眺めたり屋外に出てチェアでくつろぐこともできます。今は若木のグリーンもcocochiの成長と共に、根を張りその庭と融合して豊かに枝を伸ばしていくようです。
13タイプ全室違う部屋は、まるでリゾートホテルの一室に居るようなラグジュアリーな空間。温泉付きの部屋は一部屋(1〜3名)で、70分4000円〜、サウナ&温泉付きの部屋は100分8000円〜。
事前にネット予約して、まずは受付でチェックイン。受付でタオルとバスタイルを受け取り、木漏れ日の降り注ぐ通路を抜け、予約した部屋へ向かいます。浴室にはシャンプー、リンス、ボディソープを設置。ドライヤーは受付で貸し出しているので、手ぶらでの来館も可能です。パスワード付のフリーWi-Fiもあり、浴室内に設置されたBluetoothスピーカーで好きな音楽を聴きながら過ごせるなど、至れり尽くせり。
サウナは、自分でサウナストーンに水をかけるセルフロウリュも可能。水風呂は地下天然水を使用し、たっぷりとした水量を楽しめるレインシャワーが設置された部屋もあります。
特筆すべきは、6部屋あるサウナ付きの部屋のうち2部屋には、国際デザイン賞を受賞した設置型の北欧式ラグジュアリーサウナ「ラウンドキューブ」が九州で初めて導入されたこと!
北欧で古くから愛されてきた木目の美しいジュニバーウォールとその香り。調光可能なLED照明、また、三段ベンチで足元の冷え込みもなく、外からサウナ内が見えないミラーガラスで、景色を眺めつつプライベートタイムをゆったり過ごせるのです。この一味違うサウナはオープン以来、女性やファミリーにとても喜ばれています。
―私たちの使命は、『温泉&サウナ』の素晴らしさを広め、
あらゆる人々に『居心地よい場所』となるよう、期待に応えてゆくことー
そんな思いを企業理念に込め、「家族風呂」の概念を覆したcocochi。温泉とサウナと緑の樹木が融合した居心地良い場所が、これから町の新たな名所として根付いていくことでしょう。
(取材日:2024年 12月19日)