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創業42年の杉設備は、給水や給湯の設備、浄化槽の設置、配管、ガス、水道工事全般を幅広く手がけています。企業の工事はもちろんのこと、店舗や一般家庭のキッチン、バス、トイレのリフォームなども行っているので、気になることがあれば気軽に相談に乗ってくれます。
社長の杉逸雄さんは、ガソリンスタンドに勤務していた20代の頃、高圧ガス取り扱いに関する資格を取得し、結婚を気に独立。借金をしてボンベやメーターなど必要な器具を揃えて杉設備を設立しました。高度経済成長の波に乗り、事業は好調で、昭和49年には現在地に事務所を設立するまでに成長しました。
「ガスの良いところは、火力が強く、料理が美味しく仕上がること。そして、何よりも、自然災害に強いことです」。杉さんは、日々の生活の中で欠かせないライフラインとしてガスの魅力をそう語ってくれました。
近年では、オール電化の新築住宅等も増えてきましたが、災害があった時に、一番早く復旧するのはガスなのだと。平成28年の熊本地震、平成29年の九州北部豪雨災害などの身近な被害がまだ記憶に新しいところですが、ガスの復旧は目覚しく、保安面、安全面での信頼度も高いことから、避難所や仮設住宅への緊急用エネルギーとしていち早く導入されているほどなのです。
杉さん夫妻、娘夫婦と、息子で家族経営をしている杉設備。
実際に様々なガス製品を生活の中で使っている杉さんファミリーに、オススメのガス製品を聞いてみました。
まず挙がってきたのは、ガス炊飯器です。
「ガス釜で炊いたご飯は美味しい」とはよく耳にするところですが、それには理由があります。窯の底に火を当ててご飯を炊くガス炊飯器はかまど炊きのような高温でご飯を炊けるので、電気炊飯器で炊いたご飯よりもっちりして噛むほどに米の旨みを感じられるのはそのためです。加えて炊飯スピードが早く、光熱費の節約にもなるというのだから、いいところ尽くし。お米好きにとってはたまらない魅力です。
また、最近のガス炊飯器の進化はめざましく、保温機能やタイマー機能、炊飯メニューを搭載したものもあるので、食事をする時間が違う共働き家庭にも重宝されています。
次に挙がったのがガスファンヒーター。灯油の入れ替えをする必要がなく、匂いも気にならないというメリットがあります。
「寒い冬に誰が灯油を入れにいくかで、家族が喧嘩になることもないので、本当にオススメですよ(笑)」と、娘の宮本明美さん。ガスのしっかりとした火力で室内が素早く温かくなり、取り付けもとても簡単で安全性も高いのだとか。同席したご家族もその便利さを、実感込めて語ってくれました。
そして、リフォームの際に人気があるのが床暖房と、今話題のガス衣類乾燥機「乾太くん」(Rinnai)です。
床暖房は、床材の下に温水の通るパイプを敷き詰めて設置します。ガスでパイプの中の水を温める方式で、エアコンやファンヒーターなどに比べて足元が冷えにくいのがメリット。床暖房で温められた空気は自然に上昇するので、空気の対流で部屋全体が暖かくなり、空気の乾燥が少ないこともうれしいところ。さらにエアコンに比べて光熱費が安いことも見逃せません。立ち上がりが少し遅いことがデメリットですが、タイマーセットができるので、起床の1時間前にセットしておくと、起きた時に寒いと感じることなく、とても快適です。
年間100日以上の雨が降るといわれている日本において、ガス衣類乾燥機「乾太くん」(Rinnai)の快適さも見逃せません。ガスの力で洗濯物の乾燥がスピーディに行え、99,9%の除菌効果も。洗濯機からそのまま乾太くんに入れるだけでお洗濯は終了です。5kgの洗濯物なら約52分、8kgでも80分で乾燥完了というパワーに驚くばかり。主婦に大人気ということにもうなずけます。
こんなふうに、杉設備では取り扱っているガス製品を実際に使っているから、そのメリットもデメリットも分かった上で細やかな相談に乗ってくれます。
管工事設備施工、衛生設備、浄化槽工事全般を幅広く手掛けているので、キッチン、バス、トイレの施工、ガス製品の設置はお気軽に。懇切丁寧、フットワーク軽く、快適な生活へのお手伝いをします。
(取材日2020年11月17日)
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