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お店・会社情報

やきにくだいにんぐ さらん

通常営業中

【その他】
・駐車場25台(第2駐車場あり)
・大木町地域応援商品券取扱店
・Pay Pay(ペイペイ)登録店
・大木町商工会会員のお店
・大木町飲食店組合員

基本情報

営業時間
17時~22時 但し、日曜を除く
定休日
毎週水曜日
連絡先
0944-32-2800
ジャンル
食べる
住所
三潴郡大木町大字大角1094-1
※お使いのスマートフォンの設定や環境によって、実際の現在地とは異なる位置が現在地として表示される場合があります。
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旨い肉を部位別に仕入れ、酒類も100種!
恩人の遺志を継ぎ親子3代に愛される焼肉店を目指す。



大木町で唯一の焼肉店である「焼肉Diningさらん」。地元はもちろん、大牟田、久留米、八女、佐賀等からも、質の良い肉を求めてやってくる肉好きの人たちで日々賑わっています。店名の「さらん」(韓国語で「愛」の意味)の通り、訪れる人たちを愛し、長く愛されてきた名店です。

 店内に足を踏み入れると、若さいっぱいの溌剌とした声が「いらっしゃいませ」と迎えてくれます。同店は大木町で20年以上続く焼肉店。店主の北島典明さんは、高校一年の時にアルバイトで入店し、すでに高三の時にはオーナーが不在の時に店を任せられていたという凄腕。

その後、日本料理の料理人となり、柳川の「御花」で修行していたものの、オーナーが病気になったことをきっかけに、焼肉店を委ねられます。
板前としてのキャリアを捨て、一から焼肉店をやる決意をするにはずいぶん迷ったといいます。当時、北島さんは結婚したばかりで子ども達も幼く、考え悩み抜きましたが、育ててもらった亡きオーナーへの恩に報いたいとの強い思いと、奥さんの後押しがあって後を継ぐことを決意。
「まずは20年、思い切り苦労して頑張ろう」と、新生「焼肉Diningさらん」は動き出したのでした。

 店内は個室風に仕切られた全12席。落ち着いたプライベート空間で火を囲むことができます。



2階には掘り炬燵式の座敷もあり、宴会も可能です。




同店の自慢は、肉質の良さ。
国産にこだわらず、北島さんが実際に食べて美味しいと思った肉を、それぞれ部位別に仕入れています。最近では、肉の価格の高騰から、良いところだけを部位別に仕入れるのは至難の技で、それができているのは昔から店主が肉の卸業者との関係を大切にしてきた賜物なのだとか。実に贅沢な仕入れ方を実現しているのです。
 
例えば、牛一頭からわずか2〜3kgしか取れないハラミ(横隔膜の部分)は、なかなか手に入らない希少部位と言われていますが、ここではその中でもさらに上質なものが良心的な価格で食べられます。



さらに、北島さんのこだわりで、店で出す肉は赤身と脂身のバランスの良いものを常にアンテナを張って探し続けているので、年配の人でも胃もたれせずペロリと食べられると定評があります。

 好きなものを単品で頼むのもよし、お得な盛り合わせセットも種類豊富で欲しいものが過不足なく含まれているので、家族やグループにぴったりです。

タレは、初代オーナーの時からのものを変わらずに使用。昔からのファンには変わらない味が喜ばれています。


サイドメニューも豊富なので、ファミリーでしっかり食事も。人気のチヂミは、特製のタレとマヨネーズで熱々をどうぞ。とろりとしたチーズチヂミもオススメです。

 また、料理に合うドリンク類も多彩で、その数なんと100以上! しかも、すべてバーで出されるカクテルと同じように一から本格的に作られ、300〜500円と頼みやすい価格設定に。
 毎週火曜日には生ビールも含めてドリンク半額のサービスも行っているので、お酒好きの常連さんはこの日を選んでやってくるのだとか。



さて、北島さんが店作りの中でメニューの充実と同じくらい大切にしていることがあります。それは、スタッフを育てること。
自身が初代のオーナーに一から育ててもらったように、若い人材を育てていくことにやりがいを感じているのです。なるほど、さらんのスタッフは、常にお客さんを目配りしていて細やかに接客ができると評判も上々。

 「先のオーナーである大将に『3代愛される焼肉屋を作れ』、とこの店を託されました。だから、この店はファミリーが対象です。スタッフにはお客さんの様子をよく見て、幼い子どもに対する気配り、大人に対する気配りを等しく細やかにするよう伝えています。それが、社会に出た時に必ず役に立つからと」
と、北島さん。

 引き継いだ店は今年で15年を迎え、近年では当初のお客さんや巣立っていったスタッフたちが、自分の子どもや孫を連れて訪れるようになったとか。
親子3代にわたって愛される店作りが、ようやく形になってきたと感じています。
そうして、ここがいろんな人の「帰ってくる場所」になれたらいい。
そんなふうに北島さんは夢を語ってくれました。



(取材日/2018年1月)

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